さて、トルコ滞在2日目、観光初日となりました!!
Hotel Gul Sultan の朝食は、最上階の食堂にて。
ビュッフェ方式で、サラダ、チーズ、パン、
オリーブ、ハムといった類のものが並びます。
トルコチャイとフルーツジュースも付いていますが、コーヒーだけは別途請求されるそうです。
あとで分かりましたが、コーヒー豆は比較的お高めなのです。
チャイはチャイダンルックと呼ばれる2段のヤカンで作られます。
丁度男性客にチャイを入れているところです↑
ここで、イスタンブール滞在予定の方に報告すべきことが!
このホテル、立地、清潔感共に文句はないのですが…、一つだけ!
バーやもしかしたらクラブなどが並んでいる通りで、夜中の1時過ぎくらいまでとってもにぎやか★
なかなか寝付けなかったのですが、ようやく眠ったかと思えば早朝5時過ぎに、モスクから大音量の祈りが流れてきました…。
ブルーモスクがすぐそこにあるし、しょうがないのです。
でも、朝5時のお祈りに慣れているわけではないし、なにせ旅行客の身、1日中外を歩き回るにはしっかりした睡眠が必要です☆
耳栓をお勧めします!! ←イスラム教の方々、すみません。
(他のホテルでも、夜のにぎやかさからは離れられてもモスクから流れるお祈りは結構な音量で聞こえてくると思います。 高級ホテルだと防音窓とかなのかなぁ?? 念のため耳栓を!!)
朝食後、屋上に出てみると、素晴らしい眺め!!
ボスフォラス海峡が輝いていました☆
もう少し暖かくなったら屋上で朝食をいただけるようです。
日差しは強く暖かく感じますが、朝はしばらく外にいるとちょっと冷えます。
そして振り返ると、左手には6本のミナレット(塔。ここから祈りが大音量で流れます。)を誇るブルーモスクが。
右手にはアヤソフィア。
←本日最初に訪れる予定です。
街中にはあちらこちらにお土産屋さんがあります。
カーペットやスカーフなど色鮮やかできれいです。
5分ほど歩いて、
Ayasofya アヤソフィアに到着。
ゲートの中を進むと、遺跡と思われるものがゴロゴロと…。
今真っ盛りのチューリップもたくさん咲いています。
この週末はチューリップ祭りとやらも開かれている様です。
アヤソフィアとは元々、360年に完成したキリスト教の大聖堂でしたが、15世紀半ばにオスマン帝国の支配が始まり、その際に聖堂からモスクへと改修されたのです。
その間、消失と再建を繰りかえし、偶像崇拝禁止の掟によるモザイク画の破壊(←漆喰で埋められてしまったりしたのですね~)なども経て現在に至ります。
今では博物館となっています。
いよいよ入り口に着き、アヤソフィアの中へ…
早速扉の上にモザイク画が登場。
祝福を与えるイエス
キリストの前にひざまずく皇帝レオン6世。
右の円内にはマリア、左には大天使ガブリエルがいます。
中に入ると…、
大き~い!
とにかく天井が高く、上手く写真に収められません!!
色々と苦心したのですが、諦めて奥の方へ。
これは、
Mihrab ミフラーブと呼ばれる礼拝用の壁窪で、キリスト教の大聖堂として建てられた祭壇の中心とはずれて建てられています。→
天井には
聖母子と
大天使ガブリエルのモザイク画が。
このキリスト教とイスラム教の混在がなんとも不思議な空間です。
上ばかりを見上げていたので首が…★
だいぶ長い間1階にいたので、そろそろ上に上ってみることに。
上階へ向かう坂の手前付近に、
湿った支柱があります。
病が治るとか、穴に親指を入れて一回転させると願い事が叶うとか…。
イタリア人ご一行様が楽しそうに回していました☆
もちろんさと☆まいも、ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。 ぐる。
上に来ると、下よりも全体図がうかがえるかもしれない写真が撮れた気がするのでUP。
それでも天井から下までは入りません★
どうやら上から下まで56mほどあるようです。
大きな円盤は直径7.5mもあるそう。
右が唯一神アッラー、そして左には預言者ムハンマドの名前が記されています。
他にも4人のアッラーの使徒の名が記されていて、巨大な円盤は計6つあります。
ミフラーブの上の
聖母子と
大天使ガブリエルに近づきました。
近くで見るとこんな感じです。
そして素晴らしかったのがこれ! ↓
Deesis ディーシスビザンチン美術の最高傑作と言われているほどに美しいモザイク画です。
中央のキリストに、左のマリアと右の洗礼者ヨハネが人々の罪の許しを請う場面だそう。
下の2/3のモザイクは地震や盗難で消失したそうです。
本来の全体図は右下の絵のような感じ。
2階には他にもモザイク画があります。
左は、
聖母子と皇帝家族。 歴代の皇帝たちはアヤソフィアへの献上をこうやって記録したそうです。
中央は、
キリストと女帝ゾエ夫妻。 これまた献上の図。
ゾエ女帝は3度の結婚をしたそうで、そのたびに夫の顔が描き直されたそうです。
右は2階から降りて出口の南口扉上にあるモザイク画、
聖母子に献上する皇帝。
そうしてアヤソフィアを後にしたのでした。
次に訪れたのは、アヤソフィアから歩いて2~3分ほどの所にある、
Yerebantan Sarayi 地下宮殿です。
建物の外にはちょっとした行列が…。
それでも2~3分ほどで中へ。
入り口から下っていくと、だんだんとひんやりしてきます。
中はきれいにライトアップされていて神秘的な雰囲気☆
支柱やアーチがきれいに並んでいて、なるほど宮殿っぽい感じです。
実はこれ、6世紀頃に造られた地下貯水槽なのです。
中には涙目の円柱と呼ばれる、孔雀の羽がモチーフとも言われる柱があります。
そこにまたしても穴があり、親指を入れて手のひらを一周させると願いが叶うと言われているそう。
さと☆まい、挑戦。→成功☆→ご機嫌♪
離れて撮ると柱の模様がよく分かります。 おーっと!! 男性の指が取れなくなってしまった!?
さらに奥の方へ進んでいくと、
メデューサの頭が!!
しかも逆さまだし、横向きだし☆
これらは、柱の高さをそろえるために
差し込まれたものだそう。
ローマ時代の建物の柱と石材が寄せ
集められたそうです。
しかし、この目つき、強烈です★
幅約70m、奥行き約140m、高さ約8mで、28本の柱が12列に並んでいるそうです。
地下宮殿と涼しい空気を楽しんだあとは、再び太陽の下へ。
日差しが結構暑いです!!
次の目的地グランド・バザールへ向かう途中に、名物らしい
ザクロとオレンジのジュースを発見♪
リフレーッシュ☆
☆TOP☆